メインコンテンツへ移動 / Skip to main content

Brain to Productを公開しました声で意図を渡し、AIとプロダクトをつくる本です

新刊「Brain to Product 声で意図を渡しプロダクトをつくる」を公開しました。音声入力とAIエージェントで、頭の中の違和感や制約を実装へ渡す働き方を紹介します。

テック
公開日: 2026年6月1日
読了時間: 3 分
著者: ぽちょ研究所
読了時間: 3 分
Brain to Productのプロモーション画像

NEW BOOK 2026/06/01

声で意図を渡し、AIとプロダクトをつくる。

Amazonでチェックする

Brain to Productを公開しました

『Brain to Product 声で意図を渡しプロダクトをつくる』をAmazonで公開しました。

この本は、AIにコードを書かせるための小技集ではありません。画面を見たときの違和感、ユーザーにどう感じてほしいか、壊してはいけないデータ構造、あとで認証や課金が絡むなら今の時点で避けるべき変更。そうした頭の中の判断材料を、声でAIエージェントへ渡し、動くものへ近づけるための本です。

本の中では、この考え方をBrain to Product、略してB2Pと呼んでいます。さらに、その中核にある実践として「トーキングエンジニア」を扱います。きれいな短文プロンプトではなく、迷い、違和感、制約、目的、ユーザーへの想像をまとめて声で渡す。AIには実装、調査、テスト、ブラウザ確認を任せ、人間は判断と検証を続ける。その往復を、かなり具体的に書きました。

なぜ、いま声なのか

AIエージェントが強くなるほど、人間側に残る価値は「何を作るか」だけではなくなります。むしろ、どこまで任せてよいか、どこを壊してはいけないか、ユーザーがどこで不安になるかを言葉にできるかが重要になります。

キーボードで短く打つと、どうしても命令が薄くなります。

ここ、いい感じにして。

これだけでは、AIは見た目を直せても、なぜ直すのか、どこまで触ってよいのか、何を守るべきなのかを十分には受け取れません。

音声なら、違和感をほどかずにそのまま渡せます。

ここ、機能としては動いているんだけど、初見だと少し不安になるんだよね。登録させたい気持ちは分かるけど、急かしているようには見せたくない。先に価値を少し見せて、続きが見たいと思ったところで登録にしたい。既存ユーザーのデータ構造は壊さないで。変更前に危ないところを洗い出して、影響するファイルとスマホ幅で確認するところまで出してほしい。

これは整ったプロンプトではありません。ですが、実装に必要な材料はかなり入っています。目的、違和感、ユーザー心理、変更してよい範囲、守るべき範囲、確認すべきことが一度に入っているからです。

本文の試し読みは、ここまでにしています

この本はKindle Unlimitedでも読める形を想定しているため、ブログ上では全文や長すぎる本文転載はしません。ここでは、考え方が伝わり、続きを読みたくなるところまでに抑えています。

本編では、ぽちょ研究所のホームページ、自叙伝ドットコム、じも恋を例にしながら、声で渡した意図がどのように画面、コード、テスト、運用へ変わっていったのかを追っています。

特に扱っている軸は、次の3つです。

  • 短いプロンプトより、判断材料を渡すこと。
  • AIに任せる前に、人間が違和感、制約、目的を言葉にすること。
  • 速く作れるほど、人間が検証する責任は濃くなること。

こんな方に向けて書きました

  • AIエージェントを使っているが、指示が浅くなりがちな方。
  • 個人開発、社内DX、SaaS導入、AI活用支援に関わっている方。
  • 顧客や現場の曖昧な要望を、動くものへ落とし込む仕事をしている方。
  • 音声入力を単なる時短ではなく、思考量を渡す手段として使いたい方。
  • バイブコーディングの次に、人間側の判断力をどう鍛えるかを考えたい方。

肩書きはエンジニアでなくても構いません。プロダクトマネージャー、Forward Deployed Engineer、コンサルタント、業務改善担当、個人開発者。頭の中や現場にある曖昧な像を、AIとの往復で動くものへ近づけたい人に向けて書いています。

Brain to Productの横長サムネイル

BOOK

Brain to Product

声で意図を渡し、AIとプロダクトをつくる働き方をまとめました。Kindle Unlimitedで表示されている場合は、そのまま読み放題でも読めます。

Amazonで続きを読む

AIに「いい感じにして」と頼むだけでは足りません。

けれど、自分の違和感や判断基準まで渡せるようになると、AIとの開発はかなり変わります。

ぜひAmazonでチェックしてみてください。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0GX32HX7V

関連記事

2026年3月19日

古舘伊知郎さんはAIエージェントで世界を取れる(かも)――音声入力が武器になる本当の理由

整った短文よりも未圧縮の文脈が強い理由、音声入力が思考の圧縮を防ぐ可能性、そしてAI時代に企業が見落としがちな「トーキングエンジニア」の価値を論じます。

テクノロジー続きを読む
2026年10月20日

2026年10月前半のAIニュース10選|Gemini 4 Argon、GPT-6.1 Sol、Claude Haiku 5.5、Metaの816Bオープンモデルまで

2026年10月1日〜19日のAIニュースから、使う人・作る人・働く人に関係の大きい10本を選び、何が起きたか・何が変わるかを一次情報と報道で確かめて整理した。新モデル3社の値段、エージェントの広がり、安全性の報告、EUのAI法、声優の声のルールまで。

テクノロジー続きを読む
2026年10月9日

GitHub Projects実践ガイド──AIが状況を読み、書き、引き継ぐ【開発管理】

GitHub Projectsを人間とAIの共通台帳にする実践ガイド。基礎設定・検索・集計から、Status updatesを作業前に読み、AIが作業後に更新する運用、AGENTS.md・CLAUDE.md・スキルの指示例、Human on the loopまで具体例で解説。

テクノロジー続きを読む
2026年10月1日

Jevの速さと安さをゲームにしてみた──会話2時間、手書きコード0行の実験【AI開発】

社内で話題のJevを試すつもりが、Claude Codeとの会話からIT用語ゲームに。実物の動画、約400msの応答、試行錯誤の総額約5円、判定をコードに戻した失敗まで紹介する。

テクノロジー続きを読む
2026年9月30日

Orcaはなぜ10万スターを集めたのか──好きなAIエージェントのまま、並行する仕事を見渡せる開発環境【AI開発環境】

10万スターを超えたOrcaを、CLIを束ねる意味、worktree、差分レビュー、Design Mode、画面の限界から分析。Codex、Claude Code、Google Antigravity、Cursor、Devinと比較し、開発者と無料の事業モデルまで確かめる。

テクノロジー続きを読む

ぽちょ研究所の実験

読んだあとに、ちょっと試してみる