目次
来年の旅行や帰省の計画は、まず祝日の並びを見るところから。内閣府は2027年(令和9年)の「国民の祝日」を公表している[1]。春分の日と秋分の日は法律で日付が決まっておらず、国立天文台が前の年の2月に官報で公表する「暦要項」で決まる[2]。2027年の分はすでに出ているので、1年分の休みを確定した日付で数えられる。
この記事では、2027年の祝日を曜日つきで一覧にし、三連休以上の数、2026年との違い、そして有給休暇を何日足せば何連休になるかを計算した。カレンダーどおり土日休みの会社員を想定している。
1. 結論:2027年はGWが狙い目、シルバーウィークの5連休は無し
- 祝日・休日は17日。 そのうち平日に当たるのは16日(3月21日の春分の日は日曜日で、翌22日が振替休日)。
- 三連休以上は7回。 元日の1月1日(金)〜3日、成人の日、春分の日、ゴールデンウィーク(5連休)、海の日、敬老の日、スポーツの日。
- 土日と祝日を合わせた休みは120日で、2026年(121日)より1日少ない。
- ゴールデンウィークは有給1日で7連休、3日で11連休。 2026年にあったシルバーウィークの5連休は、2027年は無い。
2. 2027年(令和9年)の祝日一覧
連休の計画は、祝日の曜日を確かめるところから。
| 月日 | 曜日 | 名前 |
|---|---|---|
| 1月1日 | 金 | 元日 |
| 1月11日 | 月 | 成人の日 |
| 2月11日 | 木 | 建国記念の日 |
| 2月23日 | 火 | 天皇誕生日 |
| 3月21日 | 日 | 春分の日 |
| 3月22日 | 月 | 休日(振替休日) |
| 4月29日 | 木 | 昭和の日 |
| 5月3日 | 月 | 憲法記念日 |
| 5月4日 | 火 | みどりの日 |
| 5月5日 | 水 | こどもの日 |
| 7月19日 | 月 | 海の日 |
| 8月11日 | 水 | 山の日 |
| 9月20日 | 月 | 敬老の日 |
| 9月23日 | 木 | 秋分の日 |
| 10月11日 | 月 | スポーツの日 |
| 11月3日 | 水 | 文化の日 |
| 11月23日 | 火 | 勤労感謝の日 |
祝日が日曜日に重なると、その後のいちばん近い平日が休みになる(振替休日)[3]。2027年は春分の日(3月21日)が日曜日なので、22日(月)が休みになる。
3. 三連休以上は7回
土日と祝日がつながって3日以上休める期間を、日付順に並べた。
| 期間 | 日数 | きっかけ |
|---|---|---|
| 1月1日(金)〜1月3日(日) | 3日 | 元日 |
| 1月9日(土)〜1月11日(月) | 3日 | 成人の日 |
| 3月20日(土)〜3月22日(月) | 3日 | 春分の日の振替休日 |
| 5月1日(土)〜5月5日(水) | 5日 | ゴールデンウィーク |
| 7月17日(土)〜7月19日(月) | 3日 | 海の日 |
| 9月18日(土)〜9月20日(月) | 3日 | 敬老の日 |
| 10月9日(土)〜10月11日(月) | 3日 | スポーツの日 |
一方、2月の建国記念の日(木)と天皇誕生日(火)、4月の昭和の日(木)、8月の山の日(水)、9月の秋分の日(木)、11月の文化の日(水)と勤労感謝の日(火)は、土日とつながらない「飛び石」だ。ここに有給を1日足すと、連休に変わるものが多い。
4. 有給を何日足せば何連休?
土日・祝日休みの人が、有給休暇を足したときにできるいちばん長い連休を、足す日数ごとに計算した。
| 有給の日数 | いちばん長い連休 | 休む日 |
|---|---|---|
| 1日 | 7連休:4月29日(木)〜5月5日(水) | 4月30日(金) |
| 2日 | 9連休:5月1日(土)〜5月9日(日) | 5月6日(木)・7日(金) |
| 3日 | 11連休:4月29日(木)〜5月9日(日) | 4月30日(金)・5月6日(木)・7日(金) |
| 4日 | 12連休:4月24日(土)〜5月5日(水) | 4月26日(月)〜28日(水)・30日(金) |
ゴールデンウィーク以外で、有給1〜3日で長く休めるところも挙げておく。
| 時期 | 有給 | 連休 |
|---|---|---|
| 建国記念の日〜天皇誕生日のあたり | 1日(2月22日・月) | 4連休:2月20日(土)〜23日(火) |
| 秋分の日 | 1日(9月24日・金) | 4連休:9月23日(木)〜26日(日) |
| 敬老の日〜秋分の日 | 2日(9月21日・火、22日・水) | 6連休:9月18日(土)〜23日(木) |
| 敬老の日〜秋分の日(さらに) | 3日(9月21・22・24日) | 9連休:9月18日(土)〜26日(日) |
| 山の日 | 2日(8月12日・木、13日・金) | 5連休:8月11日(水)〜15日(日) |
| 文化の日 | 2日(11月4日・木、5日・金) | 5連休:11月3日(水)〜7日(日) |
| 勤労感謝の日 | 1日(11月22日・月) | 4連休:11月20日(土)〜23日(火) |
8月の山の日の週は、お盆休みと重ねやすい。会社の夏休みが8月12日〜13日にかかるなら、有給を使わずに5連休になる。
5. 2026年との違い
2027年は、春のゴールデンウィークがいちばん伸ばしやすい。
2026年の祝日も内閣府の一覧で確かめ、同じ方法で数えた[1]。
| 項目 | 2026年 | 2027年 |
|---|---|---|
| 祝日・休日の数 | 18日 | 17日 |
| 土日と祝日を合わせた休み | 121日 | 120日 |
| 三連休以上 | 8回 | 7回 |
| ゴールデンウィーク | 5月2日〜6日の5連休 | 5月1日〜5日の5連休 |
| シルバーウィーク | 9月19日〜23日の5連休 | 3連休(9月18日〜20日)と飛び石 |
2026年は、敬老の日(9月21日)と秋分の日(9月23日)にはさまれた22日が「国民の休日」になり、5連休のシルバーウィークができた[1]。2027年は秋分の日が木曜日で、敬老の日(月)との間が2日空くため、休みにはならない。秋の大型連休が欲しい人は、9月21日〜22日(と24日)に有給を入れるのがいちばん効く。
6. 祝日の決まり方(なぜ毎年変わるのか)
祝日の並びが毎年変わるのには、いくつかの決まりがある[3][1]。
- 日付が決まっている祝日: 元日(1月1日)、建国記念の日(2月11日)、天皇誕生日(2月23日)、昭和の日(4月29日)、憲法記念日(5月3日)、みどりの日(5月4日)、こどもの日(5月5日)、山の日(8月11日)、文化の日(11月3日)、勤労感謝の日(11月23日)。曜日は年ごとにずれる。
- 「第◯月曜日」の祝日: 成人の日(1月の第2月曜日)、海の日(7月の第3月曜日)、敬老の日(9月の第3月曜日)、スポーツの日(10月の第2月曜日)。いつも月曜日なので、必ず三連休になる。2027年もこの4つがそのまま三連休だ。
- 天文で決まる祝日: 春分の日と秋分の日。国立天文台の計算をもとに、前の年の2月に官報で決まる[2]。2028年の日付は、2027年2月に公表される見込みだ。
- 振替休日: 祝日が日曜日に重なると、その後のいちばん近い平日が休みになる。2027年は3月22日がこれに当たる。
- 国民の休日: 前の日と次の日がどちらも祝日である平日は、休みになる。5月4日(みどりの日)が祝日になる前は、これで休みになっていた。2026年の9月22日がこの例だ。
つまり、連休の数は「日付が決まった祝日が何曜日に来るか」と「春分・秋分の日の曜日」でほぼ決まる。2027年は、日付が決まった祝日の多くが木曜・火曜・水曜に来たため、三連休が少なめで、有給で埋める「飛び石」が多い年になった。
7. 予定を立てるときのコツ
- 人気の連休は早めに。 ゴールデンウィークの5月1日〜5日は、交通も宿も混みやすい。有給を足して前後にずらすと、移動の混雑を避けやすい。
- 飛び石の祝日は「金曜」か「月曜」に有給。 木曜祝日なら金曜、火曜祝日なら月曜に休むと、それだけで4連休になる。2027年は木曜・火曜の祝日が多い(建国記念の日、天皇誕生日、昭和の日、秋分の日、勤労感謝の日)。
- 会社の休みを確かめる。 年末年始やお盆の休みは会社ごとに違う。この記事は国民の祝日と土日だけで数えている。
8. まとめ
- 2027年の祝日・休日は17日、三連休以上は7回、土日と合わせた休みは120日。
- いちばん伸ばしやすいのはゴールデンウィーク。有給1日で7連休、3日で11連休。
- シルバーウィークの5連休は無いが、有給2日で6連休、3日で9連休にできる。
- 木曜・火曜の祝日が多い年なので、金曜・月曜に有給を1日足すだけで4連休が4回(ゴールデンウィークを入れると、ほかに7連休が1回)つくれる。
この記事は内閣府が公表した2027年の国民の祝日(2026年10月20日確認)に基づく。
参考資料
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